コッパーリベットの取り付け方

Posted by LeatherCraft.jp (2019/01/18)

コッパーリベットの取り付け方について説明します。

コッパーリベットは、リベットに空洞がないため非常に丈夫で、腐食にも強い特徴があります。
シャフトに付属のリングを嵌め込んで固定し、シャフトの余分な足をカットすることで、かしめるこのとできる金具です。

1.

用意する物
 ・コッパーリベット
 ・コッパーリベット専用
  取り付け工具
 ・木槌などの打ち具

2.

革に穴をあけコッパーリベットを差し込み、先端にワッシャーをかぶせます。

3.

専用取り付け工具 の先端にある、深く穴があいた方をリベットに差し込みます。

4.

専用取り付け工具、木槌などを使用します。

5.

ワッシャーを根元まで叩き込みます。

6.

くい切りなどを使います。

7.

リベットが1~2mm残るぐらいの位置で切断します。

8.

専用取り付け工具の先端にある窪みを使います。

9.

切断面を叩き潰します。

10.

切断面がきれいなドーム状になり、ささくれや引っ掛かりがなくなれば完成です。

11.

もっとふくらみを少なくしたい場合

12.

金属製のハンマーなどで先端をさらに叩き潰します。

13.

専用取り付け工具 の先端にある窪みを使って切断面を整形します。

14.

ささくれや引っ掛かりがなくなり、手触りがなめらかになれば完成です。

15.

※作業中に銅の細かな破片が散る場合があるので、素材を汚さないように注意が必要です。

※コッパーリベット裏面は何度も叩き込む作業によって傷がついてしまいます。(薄革を敷いても傷はさけられなかった。)
万能打ち台に直のせた場合と同じ結果だったので、どうせ同じくらいの傷がつくのであれば、クッション性のない金属の上で叩いた方が整形しやすいので良いと思われます。

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