バッグのハンドル修理
Posted by LeatherCraft.jp (2016/01/27)
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ハンドルの付け根の革が破れてしまい、ハンドルが今にも外れそうになっていました。
胴マチの上部を部分的にほどいて、破損しているパーツを外し分解してみると、金属パーツを中心に外側に向かって、裏革パーツ→芯材→表革パーツという多重構造になっていました。
あとでパーツの構成が分からなくなるといけないので、復元する時の順番をしっかりメモしておきます。
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4.
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まず、金属パーツを複製します。
破損したパーツを採寸して型紙を作り、厚さ0.5mmのスチール板にトレースします。
型紙通りに成形していきます。
長方形の穴は、ドリルで複数穴をあけたあと、ヤスリで形を整えていきます。
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5.
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オリジナルパーツを参考にしながら、金属パーツを折り曲げていきます。
素材が波打ってしまったら、金床にのせて木槌でたたくと平らになります。
カーブの部分は、丸い鉄製の芯棒にあてて木槌で少しずつたたいて形を整えます。
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