マルチプルレザーブレス
Posted by LeatherCraft.jp (2014/02/15)
波型ウエーブのシルエットが特徴のレザーブレスです。
アウトラインのふくらみを生かして、コンチョを取り付ければ重厚感あふれるコンチョブレスができます。
形を生かして配列を考え、スタッズブレスの素材として使っても面白いレザーブレスです。
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3.
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床面(革の裏面)とコバ(革の断面)を処理剤で仕上げます。
特に床面とコバの角部分を滑らかに押さえ込むように磨くときれいに仕上がります。
吟面(革の表面)に処理剤がつくとシミになってしまうので、
手元に濡れタオルなどを用意しておいて、はみ出してしまったらすぐに拭き取りましょう。
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4.
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コバ(革の断面)仕上げ剤を塗ります。
フォームブラッシュという先細のスポンジがついた工具に仕上げ剤を含ませて塗ると
押し付け加減で塗布量の調整ができて作業がはかどります。
吟面(革の表面)に仕上げ剤がはみ出さないように慎重に作業しましょう。
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5.
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コンチョを取り付けるための穴をハトメ抜きを使ってあけます。
コンチョのメスネジの直径をはかり、メスネジが通るくらいの穴をあけます。
穴をあける位置はコンチョを革の取り付けたい位置に製革において、
上からぎゅっと押してとメスネジの跡をつけると良いでしょう
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6.
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ドライバーを使ってしっかりとコンチョを固定します。
コンチョのメスネジを革にあけた穴にしっかり差し込んで、
短めのネジで締め付けるとコンチョに革が食い込んでいきます。
コンチョのカーブに沿って革が湾曲するくらいしっかりと締め付けましょう。
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8.
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スポッツを取り付けます。
スポッツの配列(デザイン)を考えてツメを通す穴の位置を決めます。
チケン紙などの厚紙を使ってパターン(型紙)を作っておくと穴の位置を正確に空けられます。
スポッツをきれいな配列で取り付けるには、パターンをできるだけ正確に作ることがポイントとなります。
パターンを使って革にマーキング(穴の位置をトレース)をし、革に穴を開けます。
穴あけ工具を手縫いに使うロウに突き刺してから作業すると、革に穴をあける時、工具の抜き差しがスムーズになります
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9.
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穴にスポッツのツメを通して、スポッツを革にセットします。
革の裏面からプレイヤーなどを使ってスポッツのつめを内側に丸め込みます。
ツメを折りたたむのではなく、カーブをつけて革に食い込ませるように曲げていくのがポイントです。
丸く折り込むことでより外れにくくなり、また折りたたんだツメが服などにひっかかることもなくなります。
スポッツを革に密着させるために、プライヤーでなるべくグイっと引っ張るようにして丸めたあと、
革槌などで軽くたたいてツメを革に押し込みます。
スポッツを傷つけたり、つぶしたりしないように注意してください。
下に厚めの革などを敷いて作業すると良いでしょう。
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